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約10秒でバラバラにほぐす!レーズン分離機

2022年4月12日
バケットやクロワッサン、ベーグル、クリームパン…と、パンには数えきれないほど多くの種類があります。そんなさまざまな種類のなかでも、大人から子どもまで根強い人気があるパンのひとつが、レーズンパンです。レーズンパンは、レーズンの甘さや柔らかい食感がパン生地とよく合い、作り方も難しくないため、手作りパンとしても人気があります。レーズンパンを作るために欠かせないレーズンは、生地に加える前に下処理が必要です。今回は、家庭で作る際の下処理や製パンの現場で必要な下処理、そのためのレーズン分離機という機械についてご紹介します。
◎パン作りに欠かせないレーズン
レーズンは、「干しぶどう」とも言われるように、ぶどうを乾燥させたドライフルーツです。砂糖や保存料を加えずに作る自然の甘さが特徴で、保存料や着色料が入っていないものも多いので、安心できる食品として人気があります。
レーズンは、カリウムや食物繊維、鉄分など栄養価も高く、砂糖よりも吸収されやすい果糖とブドウ糖が含まれているため、効率のいいエネルギー源にもなります。そんなレーズンを加えたレーズンパンは、ヨーロッパで古くから作られており、日本でも給食に出されるなど、広く普及しているパンのひとつです。
定番のレーズンがたっぷり入った食パンやフランスパン、バターロールなど、レーズンパンの種類も幅広く、グリーンレーズンやゴールデンレーズンといった、さまざまな品種のレーズンを使ったレーズンパンも作られています。

◎家庭で作る際の下処理
レーズンパンを作るには、いつものパン生地にレーズンを混ぜ込めばいいだけでは?と思われるかもしれませんが、レーズンの下処理を行ってから生地に加えた方がおいしく焼くことができます。
下処理をしていないレーズンをパン生地に加えると、生地の水分をレーズンが吸収してしまい、焼き上がりがパサパサになったり、うまく混ざらなかったりすることがあります。またスーパーなどで販売されているレーズンは、レーズン同士がくっつかないように、植物油などでコーティングされている場合もあるため、下処理をすることで油抜きをすることもできます。
レーズンの下処理は、お湯に漬ける方法が簡単です。まず軽く湯洗いをしてから、人肌程度のぬるま湯に15分ほど漬け、その後水気を切ってキッチンペーパーなどで水分をふき取ります。
電子レンジを使う場合は、耐熱容器にレーズンを入れてラップをし、600Wで1分30秒ほど加熱します。キッチンペーパーで水分をとれば下処理が完了です。家庭では、このようなレーズンの下処理が必要ですが、製パンの現場ではどのような下処理が必要になるのでしょうか?

◎製パンの現場で必要なレーズンの下処理
製パンの現場でレーズンパンを製造する際は、家庭で作るときとは違う下処理が必要です。
家庭でレーズンパンを作る場合、使うレーズンは少量ですが、ベーカリーや製造ラインを使ってパン作りをしているパン工場の場合、使うレーズンの量も大量になります。大量にレーズンを使用する場合、入荷する際のレーズンは小分けになっておらず、1箱13kgほどもある段ボールで入荷されます。
レーズンは糖分が多い食品のため固まりやすく、段ボールで入荷されると、レーズンがブロックになって固まっており、そのブロックをほぐす作業が必要になります。まず大きなブロックをいくつかに割り、さらに小さなブロックをほぐす作業を行いますが、1箱13kgほどもあるレーズンブロックは、ひとつほぐすのに数人がかりで10分以上かかってしまうこともあり、それが1日何十箱もあれば、大変な重労働になります。とくに冬場は、レーズンがさらに固まってしまうため大変で、レーズンがきれいにほぐれず小さなブロックができてしまう場合もあります。

◎KOKIのレーズン分離機
KOKIでは、そんな製パンの現場の声から、レーズンをほぐすためのレーズン分離機をオリジナルで開発しました。レーズン分離機は、ヨーロッパでは使われているところもありますが、日本にはこれまでありませんでした。
KOKIのレーズン分離機を使用すれば、固まったレーズンブロックを、たった10秒ほどでバラバラにほぐすことが可能です。レーズン分離機は、シンプルな構造をしており、縦横1mほどの機械に筒状の分離機があり、分離機のなかには回転するプレートが3段階に設置されています。上部にレーズンの投入口があり、投入すると回転するプレートによって固まったレーズンをほぐし、ほぐされたレーズンが下部にあるポケットにたまる構造です。スイッチのON、OFFのみで簡単に操作でき、オールステンレスで衛生的、部品は簡単に着脱でき清掃しやすい仕様になっています。

◎まとめ
レーズンパンは、手作りパンとして家庭でも多く作られている、世代を問わず人気のパンの種類です。レーズンパンを作る際は、家庭で作る場合も、製パンの現場でも、レーズンの下処理が必要になります。
製パンの現場では、レーズンの下処理のためにレーズン分離機を使用するなら、作業者の負担を減らし、作業効率化をはかることができます。KOKIオリジナルのレーズン分離機について気になる方は、KOKIまでお気軽にお問い合わせください。