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パン生地の打ち粉に便利な粉ふりボトルと製パン工場の粉付け機

2024年5月21日
パン作りは、こねや成形、焼成といった基本的な工程で使う道具だけでなく、あるとパン作りがより楽しく、便利になる道具があります。この記事では、パン作りで打ち粉をする際に便利な粉ふりボトルや、製パン工場で使用する打ち粉用の製パン機械をご紹介します。 
◎パン生地作りで重要な打ち粉 
小麦粉や水、イーストなどを混ぜ合わせて生地をこねていくと、ベタベタしていた生地がまとまり、もっちりとした弾力が出てきます。しかし、湿度が多い環境や生地の温度などが原因で、分量通りに作っていても、パン生地がベタベタしてまとまらない…という経験をしたことがある方もいるかもしれません。手や作業台に生地がくっついている状態では、その後の丸めや成形などの工程が大変です。このようなときに、パン生地を扱いやすくするために使うのが打ち粉です。打ち粉は、生地が扱いにくいときやハード系のパンなどのやわらかい生地を成形するときなどに使用します。パン生地がべたつかないときは、打ち粉をする必要はありません。また分量以外の粉となるため、使うときはパン生地に付け過ぎないようにし、必要最低限の量を使うようにします。 
 
パン生地に使う打ち粉は、小麦粉ならどれでもよいというわけではなく、基本的に強力粉を使用します。強力粉の原料となる小麦は硬い性質の小麦なので、粉砕しても粒子が粗めになり、サラサラとしていてダマになりにくいという特徴があります。反対に薄力粉の原料になる小麦はやわらかい性質のものなので、粒子が小さくダマになりやすく、パン生地にもくっつきやすいです。パン生地の打ち粉として使用する際は、生地に余分な粉を付かせないようにする必要があるため、くっつきにくくダマになりにくい強力粉が適しています。粒子が粗い強力粉は、作業台やマットにも付きにくく均一に広がりやすいです。 

パン生地作りで重要な打ち粉
◎パン生地作りに便利な粉ふりボトル 
打ち粉は、作業台などに薄く広げたり、ハード系のパンのようなやわらかい生地であれば直接振ったりして使用します。打ち粉を少し手に取ってパッパッときれいに粉を振れるといいのですが、なかなかパン職人のようにはいきません。そんなときに便利な道具が、必要な分量だけサッと使用できる粉ふりボトルです。粉ふりボトルは打ち粉用の道具で、粉ふりボトルの上部には網目のあるキャップが付いています。粉ふりボトルに強力粉を入れておけば、粉ふりボトルを逆さにして振るだけでパッパッと必要な分だけ少量ずつ打ち粉を振れるので、大変便利な道具です。粉ふりボトルには密封できるフタが付いているため、粉ふりボトルに打ち粉を入れたまま保存することも可能です。パン生地で手が汚れているようなときでも、粉ふりボトルを使えば片手でサッと作業ができます。 
 
パンの成型を行うときは、めん棒や作業台のくっつき防止に、必要な分だけ粉ふりボトルから打ち粉をできるので、打ち粉が多過ぎてパン生地が硬くなるのを防げます。またパンの種類によっては、焼成前の仕上げに粉を振ることもありますが、粉ふりボトルを使えばまんべんなく粉を振れて、見た目もきれいに仕上がります。粉ふりボトルは、打ち粉以外にも粉糖やココア、片栗粉、重曹などを入れて使用するのも便利です。粉ふりボトルを使う際は、強力粉を入れ過ぎないようにし、斜めに振るとパン職人のようにきれいに打ち粉ができます。 
 
打ち粉専用の粉ふりボトルとして販売している製品だけでなく、粉糖用のボトルを粉ふりボトルとして代用することも可能です。さまざまな粉ふりボトルがあり、製パンの道具の専門店だけでなく、100円均一などでも販売されています。ボトル部分がガラスやプラスチックの粉ふりボトル、網目部分はプラスチックやステンレスの粉ふりボトルなど素材もさまざまで、容量も異なります。粉ふりボトルを選ぶ際は、洗いやすさや乾きやすさ、網目部分の粗さなどをポイントに選びましょう。網目が細かい粉ふりボトルだと打ち粉が出にくく、粗過ぎる粉ふりボトルだと出過ぎてしまうため、ちょうど良い網目の粉ふりボトルを選びましょう。

パン生地作りに便利な粉ふりボトル 
◎製パン工場で使われる粉付け機 
家庭でパン作りをする際は、打ち粉用の道具として粉ふりボトルが便利ですが、大量生産を行う製パン工場には、粉ふりボトルのような役割をする製パン機械があります。パン工場の生産ラインなどで使用される粉付け機は、分割と丸めを行ったパン生地に打ち粉を付けるための製パン機械です。粉付け機は、円筒形のドラム式の機械で、ラウンダーや丸目機と呼ばれるパン生地の丸めを行う製パン機械にセットして使用します。
 
ラウンダーで丸められたパン生地は、そのまま粉付け機へ流れていき、粉付け機の回転するドラムのなかを通過しながら粉付けが行われます。ドラムのなかには、生地玉が流れる際のガイドとなるトラフがあり、トラフに沿って移動することで、生地玉全体に均一な粉付けができます。粉付け機は、小玉から大玉までさまざまなサイズの生地にも対応しています。小玉から中玉に対応しているシングルドラム式だけでなく、2本のドラムをつなげたダブルドラム式もあり、ダブルドラム式の粉付け機は小玉から大玉まで対応可能です。ダブルドラム式は、2つのドラムを逆回転させることにより、生地玉が反転するためまんべんなく粉付けができます。 
 
粉を付けるだけの簡単な作業であっても、大量生産を行う現場では、手作業で行うと多くの労力と時間が必要になるため、粉付け機を使って作業を自動化することは、作業効率の向上や人件費の節約につながります。また粉付け機は、回転するドラムのなかで粉付けを行うため、工場内に粉が飛散してしまうのを防いだり、少ない粉量で粉付けできるので、材料費の節約にもつながったりと、多くのメリットがあります。 

製パン工場で使われる粉付け機
◎まとめ 
粉ふりボトルは、ベタベタするパン生地やハード系のパン生地の成型などで打ち粉をする際に便利な道具です。KOKIでは、製パン工場で打ち粉をするための、粉付け機を開発・販売しています。粉付け機に関するお問い合わせは、お気軽にお問い合わせください。 

パン生地の打ち粉に便利な粉ふりボトルと製パン工場の粉付け機