コラム

CCR10:傘型丸目機、円筒型丸目機に次ぐいいところ取りの新しい形、逆円錐型丸目機。

2020年1月22日

□ 機器紹介

 
CCR10:傘型丸目機、円筒型丸目機に次ぐいいところ取りの新しい形、逆円錐型丸目機。
 
工揮オリジナルラウンダーCCR10。
https://koki.company/lineup/detail.html?1506597980
 
 
動画は以下よりご覧ください。
 
 

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◆CCRの特徴
 
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・傘型ラウンダーは生地の締まりは良く、丸まりも良いのですが、
 
 生地をねじ込みながら丸めるため、生地ダメージが大きくなってしまいます。
 
 出口の円周が小さく距離が短いため生産スピードが速いと2個玉になりやすいです。
 
 
 
・円筒型ラウンダーは生地をねじ込む事がなく、
 
 傘型より長い距離を転がして優しくダメージ少なく丸める事ができます。
 
 柔らかい生地には適しているのですが、ねじ込まない為に締まりが弱いので、
 
 硬めの生地ですと丸まりが悪くなります。
 
 
 
◎逆円錐型ラウンダーCCR10は、傘型ラウンダーの良い所と、円筒型ラウンダーの良い所を
 
 合わせ持ったラウンダーとなりました。
  
  傘型ラウンダー程はねじ込まず、円筒型ラウンダーの距離も確保。
 
  トラフガイド調節により、優しく丸める事も、生地締まりを良くすることも可能です。
 
  下部の入口の円周が小さく、出口に行くほど円周が大きくなるので、
 
  生地間も離れて、2個玉にもなりにくくなります。
 
  シリンダードラムの溝もなく、PTFEコーティングを施工しているため、
 
  生地漏れは少なく、生地付きもないので、清掃も楽になります。
 
 
 
 
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◆導入実績(CCR10)
 
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■導入用途:
 
・学校給食用丸生地ライン
 
 
■課題:
 
円筒型丸目機を使用しているが、丸まりが悪い。
 
トラフガイドを締めこんで調整しているが、生地が俵型になってしまう。
 
 
■KOKIを選んだ理由:
 
実機テストにて円筒型丸目機では丸まりが悪かった生地を綺麗に丸める事ができた。
 
 
■結果:
 
俵型に丸まってしまっていた生地を綺麗に丸める事で
 
発酵も均等にでき、製品が良くなった。
 
綺麗に丸まる事で粉付きも良くなり、OHPでのくっつきトラブルが減少した。
 
■担当者コメント:
 
丸まりが良くなったのはもちろんなのですが、
 
生地カスが落ちる箇所には生地カス受けがあり、
 
シリンダードラムの溝もないので、生地カスの混入も減りました。
 
 
■開発後記:
 
 
弊社では現場の声を一番に考え、即座に設計に取り入れます。
 
色々なお声をお聞かせください!いつでもご相談ください。
 
何かございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。